時計の防水性 意外と知らない普段使いに必要とされる基準
防水性の表示方法と見方
防水性の表示の方法は各ブランド、ショップでそれぞれ
“〇ｍ防水”という表示をしているところもあれば
“〇気圧防水”という表示をしているところもありますし
“〇ATM”という表示のところもあれば
“〇BAR”なんていう表示のところもあります
さてこれらの表示の見方ですが
100ｍ防水＝10気圧防水＝10ATM＝10BAR
上記はどれも同じ“100ｍの水圧に耐えられる防水性がある”という意味をあらわします
よく水深100ｍまで潜ることができると勘違いしてしまう方がいるようです
私もはじめは勘違いしてましたｗｗｗ
防水性の目安
「ダイビングをする人以外高い防水性なんて必要ないんじゃないの？」って思っている方がいらっしゃるかもしれませんが
普段の生活でどのくらいの防水性があれば時計の中への水分の浸入を防ぐことができるかご存知ですか？
ちなみに時計の中に一回でも水が入ってしまうと即修理しないとガラスが曇ったり、カビが生えたり、部品が錆びたりと大変なことになってしまいます
日常、時計を着用するうえでどの程度の作業や、使用方法に耐えることができるか目安をまとめました
わたしの私見も入っているのであくまで目安です
非防水
汗をかいただけでも水が浸入してしまう恐れが…
取り扱いには細心の注意が必要
3気圧防水（日常生活防水）
ISO規格が定める“日常生活防水”
日常生活で使用する最低限の防水性が備わっている
小雨、手洗いのときの水しぶき程度ならOKとされているが
なるべく手洗いなどの際は外すようにした方がいいでしょう
5気圧防水
小雨、手洗いくらいならつけたままでも大丈夫かなぁ？といった程度に考えておくほうが賢明です
もし水が浸入しやすいリューズまわり、裏蓋周辺に水がかかったりしたらすぐに拭きとりましょう
10気圧防水（日常生活強化防水）
安心して普段使いできるレベルだと思います
しかし油断は禁物。私は10気圧防水のダイバーズ風のデザインのスポーツウォッチを着用しているとき夕立に打たれてその時計とバイバイする破目になったことがあります
15気圧防水
安心して普段使いできて突然の豪雨などの不測の事態もOK。ｗｗｗ
20気圧防水
ダイバーズウォッチの最低限の防水性能の基準だそうです
20気圧防水未満の時計見た目がそれ風でも厳密に言うと“ダイバーズウォッチ”とは呼べないようです
ここまでくればリューズを閉め忘れたりしない限り水が浸入することはないでしょう
20気圧防水以上
プロダイバー向け
ちなみにロレックスのシードゥエラーディープシーというモデルは3900ｍ防水！すごい！
オン・オフ、シーンを選ばず安心して使用できる防水性の基準は150m防水
結論。
通常200ｍは必要ないスペックです
100ｍで十分かなと思いますが、わたしは突然の夕立で大好きだった時計を壊してしまった経験があるので
あいだの150ｍ防水がくらいがちょうどいいんじゃないかなぁと思っています
実用性重視で時計をお探しの方は必ず防水性をチェックすることをオススメします
最近は薄くてビジネスシーンにもはまるスポーツウォッチ、ダイバーズ風のデザインの時計がいっぱい発売されていますので、よーく探せば実用性とデザイン性を兼ね備えた一本が見つかるんじゃないでしょうか
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