腕時計の基礎知識 パーツの名称
時計のパーツについて
ここでは意外と知られていない各部の名称を解説します
僕も今でこそ、そこそこ知識が増えて人に説明できるくらいにはなりましたが
現在の会社に入社するまではまったく知識が無く、素人同然でした
腕時計は奥が深くまだまだ知らないことがたくさんあって時々
「この用語はこんな意味だったんだ」とか、「ここについてるパーツにはこんな働きがあったのか」などということが今でもあります
ちょっと難しく、覚えることがいっぱいあるイメージがあるかもしれませんが
一部の特別なモデルを除いてほとんどは同じ機構を持ったモノなので基礎知識さえあればあなたもきっと友達にうんちくを話せるくらいになるはずです
なにより知れば知るほど面白くなってきます
さっきも言いましたが本当に奥が深いです
まずは外装正面のパーツ名称から見ていきましょう
時計のパーツの名称 正面
- 時針(短針)
今何時であるかを指す針 - 分針(長針)
今何分であるかを指す針 - 秒針
今何秒であるかを指す針 - ラグ(かん)
ケースにベルトを固定する部品 - ダイヤル(文字盤)
数字や目盛りを記した部分 - ベルト(ストラップ、ブレスレット、バンド)
腕に時計を巻くためのパーツ - インデックス
時刻を表す目盛り - リューズ(竜頭、クラウン)
時刻あわせ、ゼンマイを巻き上げるためのツマミ - ベゼル
風防の外周のパーツ - ケース(側)
ムーブメント、ダイヤルなどを収める一番外側の部分
時計のパーツの名称 背面、側面
- 裏蓋
ケースの裏側の蓋 - ムーブメント(キャリバー)
機械部分。写真は自動巻きムーブメント。 - ローター
回転して自動巻き時計のゼンマイを巻き上げるためのパーツ - 風防
ベゼルの内側のガラス、プラスチック部分
こちらの画像はシースルーバックの自動巻き時計の場合の例です
裏蓋がシースルーになっていないものはムーブメントを見ることはできません
とりあえず今回は簡単に、ここまでにしておきます
読んでいただきありがとうございます
ではまた